gusuku Fluxon Support

Fluxonとは

利用者、管理者、情報システム部門がFluxonを安全に使い始めるためのドキュメントです。

Fluxonとは

生成AI Claude / ChatGPT / Copilot gusuku Fluxon 認証・権限制御・監査 フィールド制御 kintone 本人のOAuth権限 kintone権限を広げず、Fluxonが追加で拒否・制限します
AIはFluxonを経由してkintoneを利用します。kintone tokenはAIサービスへ渡しません。

最終更新: 2026-07-08

gusuku Fluxonは、Claude、ChatGPT、Microsoft Copilotなどの生成AIから、kintoneを安全に利用するための「管理された接続窓口」です。

利用者がAIに「案件管理アプリから今月の商談を集計して」と依頼すると、AIはFluxonを通じてkintoneに必要な問い合わせを行います。Fluxonは、その問い合わせが許可されているかを確認し、必要な範囲だけをkintoneから取得してAIへ返します。

ひとことで言うと

Fluxonは、生成AIとkintoneの間に入って、次のことを行います。

役割内容
つなぐ生成AIからkintoneを利用できるようにする
守るkintone権限、Fluxonの制限、フィールド制御を通して使える範囲を絞る
記録する誰が、どのAIから、どの操作を行ったかを監査ログに残す
わかりやすくするアプリ名、フィールド名、業務上の意味をAIが扱いやすい形にする

Fluxonを使う前と使った後

状態利用者の体験管理者の不安
FluxonなしAIにkintoneデータを直接コピーして貼り付ける。集計や確認は手作業になりやすいどのデータをAIに渡したか追いにくい。権限制御が個人任せになりやすい
FluxonありAIに自然文で依頼し、必要なkintoneデータをその場で確認・集計できるkintone権限とFluxon制御を通し、利用ログを確認できる

Fluxonは、kintoneで見えないデータを見えるようにするものではありません。基本は「利用者本人がkintoneで持っている権限」の範囲です。その上で、Fluxon管理者がさらにアプリ単位、フィールド単位、操作単位で制限できます。

登場するもの

生成AIサービス

Claude、ChatGPT、Microsoft Copilotなど、利用者が会話するAIサービスです。Fluxonから見ると、これらは「AIクライアント」です。

Remote MCP

MCPは、AIが外部サービスの機能を使うための共通規格です。Remote MCPは、そのMCPサーバーをインターネット上のHTTPS URLとして利用する方式です。

FluxonはRemote MCPサーバーとして動作し、AIクライアントに「kintoneアプリを探す」「レコードを検索する」「件数を集計する」などの道具を提供します。

kintone OAuth

OAuthは、パスワードを渡さずに別サービスへ利用許可を出す仕組みです。Fluxonでは、kintoneへのアクセスに利用者本人のkintone OAuth認可を使います。

重要なのは、AIサービスにkintoneのパスワードやkintone OAuth tokenを渡さないことです。AIサービスはFluxonへ接続し、Fluxonがサーバー側でkintoneへアクセスします。

フィールド制御

フィールド制御は、AIに見せてよい項目、隠す項目、書き換えてよい項目を管理する機能です。

たとえば、顧客管理アプリで「会社名」「担当者」「商談状況」はAIに見せる一方、「個人携帯番号」「社内メモ」は隠す、といった設定ができます。

セマンティックレイヤー

セマンティックレイヤーは、kintoneのアプリやフィールドに「業務上の意味」を付ける考え方です。

たとえば、フィールドコードが amount_est でも、業務上は「見込み金額」であることをAIに伝えられれば、利用者は自然な言葉で依頼しやすくなります。

利用の流れ

  1. 管理者がFluxonテナントを準備します。
  2. 管理者がkintone連携、ユーザー招待、AI接続設定を行います。
  3. 利用者がFluxonにログインし、kintone OAuth認証を完了します。
  4. 利用者がClaude、ChatGPT、CopilotなどからFluxonへ接続します。
  5. AIとの会話で、FluxonのMCPツールを使ってkintoneを確認・集計・更新します。

Fluxonが向いている使い方

  • kintoneにある顧客情報や案件情報を、AIに要約・集計してもらう。
  • 大量のレコードをAIに丸ごと渡さず、Fluxon側で集計して結果だけ確認する。
  • 問い合わせ管理や営業管理で、関係するレコードを探して状況を整理する。
  • 入力漏れ、重複、古いデータなどのデータ品質を確認する。
  • 管理者が許可した範囲で、コメント追加やステータス更新をAIに手伝わせる。

安全に使うための基本

  • AIに何を頼んだかは、利用者本人が確認します。
  • 不要なデータをAIに見せないよう、管理者がフィールド制御を設定します。
  • 変更系の操作は、対象アプリ、対象レコード、変更内容をAIに確認させてから実行します。
  • 利用しなくなったAI接続は無効化します。
  • 情報システム部門は、AIサービス側の契約、保存設定、管理機能もあわせて確認します。