FAQとトラブルシューティング
最終更新: 2026-07-28
このページは、フラクソン利用時によくある質問と、最初に確認するポイントをまとめたものです。
まず切り分けること
フラクソンで問題が起きたときは、どこで止まっているかを分けて確認します。
| 場所 | 例 |
|---|---|
| 生成AIサービス側 | Claude、ChatGPT、Copilotで接続が表示されない |
| フラクソンログイン | フラクソンにログインできない、認可画面が進まない |
| kintone OAuth | kintone認証が未完了、再認証が必要 |
| kintone権限 | アプリやレコードを見る権限がない |
| フラクソン制御 | アプリ利用拒否、フィールド非表示、件数上限、スコープ不足 |
| ネットワーク | Remote MCP URLへ生成AIサービスから接続できない |
利用者向けFAQ
フラクソンコネクタやAppが生成AIサービスに表示されません
確認すること:
- 会社で許可された生成AIワークスペースに入っているか。
- 管理者がフラクソン接続を追加済みか。
- 自分がその接続を利用できるユーザーまたはグループに含まれているか。
- Claude、ChatGPT、Copilotのどれを使う想定か合っているか。
管理者に伝える情報:
- 使っている生成AIサービス名。
- ワークスペース名。
- 表示されない接続名。
- エラー画面があればその内容。
フラクソンの認可画面で止まります
確認すること:
- フラクソンにログイン済みか。
- 招待されたメールアドレスでログインしているか。
- 参加先テナントが正しいか。
- 認可画面に表示された要求スコープに心当たりがあるか。
心当たりのないテナントや接続先が表示された場合は、許可せず管理者へ確認してください。
フラクソンのパスワードを変更したいです
フラクソンにログイン後、管理画面または利用者画面の左側メニュー下部にある「アカウント設定」を開きます。「パスワード変更」で現在のパスワードと新しいパスワードを入力し、「パスワードを変更」を押します。新しいパスワードは8文字以上で、大文字・小文字・数字を含めてください。
現在のパスワードを忘れた場合は、ログイン画面の案内からパスワード再設定を行います。詳しくは アカウント設定ガイド を確認してください。
既存のフラクソンアカウントで新しいテナントを作れますか
作れます。利用者画面の「アカウント設定」を開き、「所属テナント」の「新しいテナントを作成」から進みます。アカウント登録とメール確認はやり直さず、作成後はログイン中のフラクソンアカウントが新しいテナントの管理者になります。
管理者から招待されている場合は、新しいテナントを作るのではなく、招待メールのリンクから参加してください。
kintone認証が必要と言われます
フラクソン利用者画面で、あなたのkintoneユーザーIDを入力してからkintone OAuth認証を完了してください。
すでに認証済みでも表示される場合:
- kintone側で認可が失効している。
- 必要なOAuthスコープが増え、再認証が必要になっている。
- kintoneアカウントの権限が変更された。
自分のkintoneユーザーIDが取得できません
利用者画面の「kintone OAuth」で保存済みIDが表示されているか確認してください。表示されていない場合は、IDを入力してからもう一度OAuth認証を完了します。
保存済みIDがあるのに生成AIから取得できない場合は、Remote MCP接続にprofile.readスコープが発行されていない可能性があります。生成AIサービス側でフラクソン接続を再OAuthしてください。
アプリが見つからないと言われます
可能性:
- アプリ名が正確でない。
- kintoneで自分にそのアプリの閲覧権限がない。
- フラクソン管理者がそのアプリを利用拒否にしている。
- ゲストスペース内アプリなど、指定に追加情報が必要。
依頼の例:
アプリ名「案件管理」をフラクソンで解決してください。
候補が複数ある場合は、App IDと候補名を表示してください。
フィールドが表示されません
可能性:
- kintone側でそのフィールドを見る権限がない。
- フラクソンのフィールド制御で非表示になっている。
- フラクソンのフィールド制御でマスクされている。
- 生成AIへの依頼で表示フィールドを絞っている。
非表示やマスクは、情報保護のための正常な動作である場合があります。
生成AIが大量のデータを取ろうとします
件数確認や傾向把握では、レコード本文ではなく集計を依頼してください。
例:
レコード本文は取得せず、ステータス別の件数だけ集計してください。
明細は不要です。月別の件数推移だけを表にしてください。
書き込み操作を実行してよいかわかりません
生成AIに次を復唱させてから許可してください。
- 対象アプリ。
- 対象レコード。
- 更新するフィールド。
- 更新前後の内容。
- 実行後に戻せるか。
不安がある場合は実行しないでください。
管理者向けFAQ
kintone権限とフラクソン制御のどちらを見ればよいですか
両方見ます。
- まず、利用者本人がkintoneで対象アプリやレコードを見られるか確認します。
- 次に、フラクソンの アプリ利用制限、フィールド制御、ユーザースコープを確認します。
フラクソンはkintone権限を広げません。
ユーザーのスコープを広げたのに生成AIから使えません
既存のRemote MCP接続に発行済みのスコープが狭い場合、再OAuthが必要です。ユーザーに生成AIサービス側でフラクソン接続を再接続してもらってください。
退職者・異動者の対応は何をすべきですか
確認すること:
- 管理画面の「ユーザー管理」でフラクソンユーザーを削除する。削除するとRemote MCP接続とkintone OAuth認可も停止されます。
- 最後の管理者は削除できないため、必要に応じて先に別の管理者を用意する。
- 不要な招待が残っていないか確認する。
- kintone側のユーザー権限を変更または停止する。
- 生成AIサービス側のアカウントやワークスペース所属を停止する。
監査ログには何が残りますか
主に、利用者、生成AIクライアント、ツール名、対象アプリ、成功・拒否・失敗、件数などのメタデータが残ります。
レコード本文や実行クエリ本文は、監査ログに保存しない方針です。
生成AIサービス側の会話履歴はフラクソンで消せますか
消せません。生成AIサービス側の会話履歴、保存、学習利用、管理者監査は、各生成AIサービスの契約と設定に従います。
フラクソン管理者は、フラクソン側の接続無効化や監査ログ確認を行います。
エラー別の確認表
| エラーや症状 | 主な確認先 |
|---|---|
| ログインできない | フラクソンアカウント、メール確認、MFA、招待状態 |
| kintone認証が必要 | フラクソン利用者画面のkintone OAuthと保存済みID |
| 自分のkintoneユーザーIDが取得できない | 保存済みID、profile.readスコープ、Remote MCP再OAuth |
| スコープ不足 | ユーザー許可スコープ、Remote MCP接続の発行済みスコープ |
| アプリが見つからない | kintone権限、アプリ名、フラクソンアプリ制限 |
| フィールドがない | kintoneフィールド権限、フラクソンフィールド制御 |
| 件数上限 | フラクソンポリシー、依頼内容、集計ツール利用 |
| 書き込み拒否 | 書き込みスコープ、writableFields、kintone編集権限 |
| 接続できない | 生成AIサービス側設定、Remote MCP URL、ネットワーク |
管理者へ連絡するときに添える情報
- 利用者メールアドレス。
- 利用した生成AIサービス。
- 接続名。
- 対象アプリ名。
- 実行した依頼文。
- 表示されたエラー。
- 発生日時。
- 期待していた操作。
秘密情報、パスワード、確認コード、tokenは送らないでください。