gusuku Fluxon Support

MCPツール一覧とプロンプトサンプル

FluxonがAIに提供する道具を、用途別に確認できます。

利用者の依頼 質問・集計・更新 AIの判断 必要なツールを選ぶ Fluxon制御 権限・制限・監査 kintone 業務データ
AIは利用者の依頼に合わせてMCPツールを選び、Fluxonの制御を通してkintoneを扱います。

FluxonのMCPツールは、AIにkintoneを安全に扱わせるための機能です。実際に使えるツールや範囲は、kintone権限、Fluxonの設定、利用中のAIサービス、契約プランによって変わります。

アプリ名を指定して依頼するときは、AIがまず対象アプリを確認します。フィールド名や業務上の意味があいまいな場合は、アプリ構成を確認してから検索・集計・更新に進むのが安全です。

ツールの全体像

カテゴリ主なツールできること依頼例
アプリ探索resolve_app
list_apps
アプリ名から対象を特定したり、利用できるアプリを確認します。「案件管理アプリを使う前に、対象アプリを確認してください。」
アプリ情報describe_app
diagnose_app
get_app_settings
フィールド、業務上の意味、設定、診断情報を確認します。「問い合わせ管理アプリのフィールド構成と、AIが使える項目を説明してください。」
レコード参照search_records
get_record
条件に合うレコードや特定レコードの内容を確認します。「今月作成された案件を10件まで、案件名とステータスだけ表示してください。」
件数確認count_records条件に合う件数を確認します。明細が不要な場合に使います。「未対応の問い合わせ件数だけ確認してください。レコード本文は不要です。」
集計aggregate_records
pivot_records
bucket_records
latest_records_per_group
合計、平均、ステータス別件数、クロス集計、範囲別集計、最新状態を確認します。「案件管理アプリで、ステータス別の件数と見込み金額合計を集計してください。」
データ品質find_duplicate_records
data_quality_check
重複、未入力、不整合の候補を確認します。「顧客管理アプリで、会社名が重複している可能性があるものを確認してください。」
イベント分析first_event_pair_by_group初回問い合わせから初回受注までなど、2つの出来事の間隔を集計します。「初回問い合わせから初回受注までの日数を月別に集計してください。」
複数アプリ分析join_aggregate_records
related_record_summary
案件と活動履歴など、関連する複数アプリをまたいで集計します。「案件ごとの活動件数と最終接触日を確認してください。」
レコード作成・更新create_record
create_records
update_record
update_records
delete_records
許可されている場合に、レコードの作成、更新、削除を行います。「実行前に変更内容を表で確認して、私が承認したら更新してください。」
コメントget_record_comments
add_record_comment
delete_record_comment
レコードコメントの確認、追加、削除を行います。「この問い合わせレコードに、対応方針のコメント案を追加前確認してください。」
プロセス・作業者update_record_status
update_records_status
update_record_assignees
kintoneのステータスや作業者を変更します。「対象レコードと変更後ステータスを確認してから、承認後に進めてください。」
ファイルdownload_file
upload_file
upload_file_from_url
upload_file_start
upload_file_chunk
upload_file_commit
添付ファイルの取得や追加を行います。「添付ファイルを追加する前に、対象レコードとファイル名を確認してください。」
アプリ作成・設定変更create_app
scaffold_app
clone_app
validate_app_schema
set_lookup_field
set_process
update_app_settings
deploy_app_settings
許可されている場合に、アプリ作成、フォーム、ルックアップ、プロセス管理などを扱います。「新しい管理アプリ案を作る前に、フィールド構成を検証してください。」
入力確認・長時間処理get_tool_contract
validate_tool_input
list_analysis_capabilities
start_analysis_job
get_analysis_job
cancel_analysis_job
ツールの使い方確認、入力の事前検証、集計や大量処理の非同期実行を行います。「大きい集計なので、入力を検証してからサーバー側の分析ジョブで実行してください。」

よく使う選び方

やりたいことAIに期待する動きプロンプト例
アプリ名から始める対象アプリを確認してから作業する。案件管理アプリを対象にします。まず対象アプリが一意に特定できるか確認してください。
件数だけ知る明細を取らず、件数確認のツールを使う。未対応の問い合わせ件数だけ確認してください。個別レコードは表示しなくてよいです。
集計したいレコードを全部取得してAI側で計算せず、集計ツールを使う。今月の案件をステータス別に件数集計してください。レコード本文は不要です。
明細を見たい件数、条件、表示フィールドを絞って取得する。受注予定日が今月の案件を10件まで、案件名、顧客名、金額、ステータスだけ表示してください。
更新したい対象、変更前後、影響範囲を確認し、承認後に実行する。更新前に対象レコードと変更内容を表で確認してください。私が「実行して」と返すまで更新しないでください。
フィールドの意味が不明アプリ構成とセマンティックレイヤーを確認する。このアプリのフィールドの意味を確認してから、売上見込みに該当する項目を選んでください。

用途別プロンプトサンプル

アプリとフィールドを確認する

問い合わせ管理アプリを対象にします。
まず対象アプリを確認し、フィールド構成とAIが利用できる項目を説明してください。

集計する

案件管理アプリで、今月作成された案件をステータス別に件数集計してください。
レコード本文は不要です。集計結果だけを表で表示してください。

データ品質を確認する

顧客管理アプリで、会社名の重複候補とメールアドレス未入力の件数を確認してください。
必要な場合だけ、確認用の候補を少数表示してください。

複数アプリをまたいで見る

案件管理アプリと活動履歴アプリを使って、案件ごとの活動件数と最終接触日を確認してください。
大量データになる場合は、サーバー側の分析ジョブで実行してください。

書き込み前に確認する

対象レコードのステータスを「対応中」に変更したいです。
実行前に、対象アプリ、対象レコード、現在のステータス、変更後ステータスを表で確認してください。
私が「実行して」と返すまで変更しないでください。

うまくいかないとき

症状依頼し直すポイント
アプリが見つからない正式なアプリ名、スペース、用途を補足します。
フィールドが見つからない「アプリ構成を確認して、近い意味のフィールドを候補として出して」と依頼します。
期待した集計と違う集計軸、期間、除外条件、表示形式を明記します。
権限エラーになる回避を指示せず、kintone権限とFluxonの制御設定を管理者に確認します。
書き込みが怖い更新前確認、承認待ち、少数テストを明示します。